油圧ディスクのパッド。そして金曜朝練
すっかり一般化した油圧ディスクブレーキ。
ALDINA cycleryでの昨年からのご納車も間違いなく半数以上が油圧ディスクブレーキ仕様。
取り扱い方さえ、心得ておけばメリットの多いブレーキシステムですが、いくつか注意点もあります。
そのうちの一つはブレーキパッドとローターの消耗について。
リムブレーキ、またはメカニカルディスクブレーキ、つまりワイヤー引きのブレーキではブレーキパッドが消耗してくるとブレーキレバーの引き代に変化が生じます。
パッドが減った分だけパッドとリムの距離が離れるわけですから、その分レバーの引き代が増えます。
パッドは徐々に減っていくので、ある時突然引き代が増えるということではないので気がつきにくいといえばそうなのですが、それでもレバーがハンドルにつきそうなくらい引き代が大きくなればだれでも気が付くでしょう。
レバーの引き量が増えたなと感じたらそれはパッドの消耗のサインです。
目視でも確認できます。
↑写真は十分にまだパッドが残っている状態。
右の写真の3本のスリットが1mm程度の深さになるまで消耗していたっらいよいよ交換のタイミングです。
では油圧ディスクブレーキの場合・・・
まず目視。
ぐぬぬぬぬぬぬ
うーーーむ….
かなり難易度高いです…
↑写真のピンク色で括っているのがパッド部分です。
明るい場所で丁寧に観察すれば見えないこともないですが、非常に見えづらいです。
ではレバーの引き代が増えてきたら交換のタイミングかというと、油圧ブレーキに関してはその理屈が通用しません。
油圧ブレーキの場合はパッドの消耗の度合いに関わらずブレーキの引き代は一定に保たれる仕組みになっています。
(機械の構造のお話はまた折を見てできればと思います)
つまりパッドがいくら減ろうとレバーの引き代は変化しないので、これはメリットでもあるのですが、ブレーキパッドの消耗に気が付きにくいという注意点が伴うものなのです。
パッドBEFORE & AFTER。
このくらい減ってしまっていても感覚では気が付くことができません。
とはいえ目視で判断・・・といえでもこれも上述のとおり難易度高めです。
・・・ということで身も蓋も無い話になってしまうのですが、
詰まるところ定期的にお店まで来て頂いてチェックをするのが一番簡単で確実です。
ブレーキローターも同様!
シマノのブレーキローターの場合は1.5mm以下にまで消耗したら交換と公表しています。(出荷時は1.8mmです)
パッドはまだしもローターの消耗の度合いに関しては目視で判別することは不可能!
厚みを計測する器具をお持ちであれば良いのですが、いちいち測って・・・・なんてよほどマメな人でない限りやってられないですね;;
というわけで、気になるところがあっても無くても定期的にお店まで持って行って点検をするのが油圧ディスクブレーキバイクとの一番安全な付き合い方なのではないかと思います。
ALDINA cycleryではお買上の車体に関しては何回、いつお越し頂いても点検・簡易的な調整は無料で承っておりますので、ライドのついででも結構です、気兼ねなくお越し頂ければと思います。
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ALDINA金曜練。
今日は・・・・・・・・・
賑やか!!
平日とは思えない8名の参加!
今週は徹夜続きで(我ながら情けない・・・)、体調↓↓↓
今日はリハビリがてら流しておきたかったのですが・・・・
血気盛んなメンバーたちにもてあそばれる展開に・・・・
サクサク、ザクザク尾根幹・小山田コースをぐるり。
イオさんがモーレツ引きでお腹いっぱい。
先月から継続的に来ているツーリング系(?)大学生ゴッティーも随分とパワーアップ。
そして本日ニューカマーの「ヨリ」と「タケ」。
タケは大学生JBCF登録ライダー。さすがに余裕。鼻呼吸で走れちゃったかな??
ヨリヨリはスーパールーキー17歳!
重量級なバイクでもガシガシ走れてしまう・・・・
無限のポテンシャルを感じさせます^^;
元気なライダーたちに、パワーを分けてもらえた金曜の朝でした♪
ALDINA cyclery
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