サイパン遠征（レース前日編）
不眠×ネタ満載だった初日。
翌朝グッタリ気味だったところに突如、同じ日本チーム戦線の1人、SBCの紺野選手から電話が。
何事かというと、ディレーラーハンガーを飛行機輪行の際にガッツリ曲げられてしまったそうな。
彼のバイクはTARMAC DISC。
私のバイクはVENGE DISC。
同じスペシャライズドバイクで、この２モデルはディレーラーハンガーも共通。
幸運なことにたまたまスペアのディレーラーハンガー持ち込んでいたので、これを彼に授けることに。
ギリギリバタバタな準備だったわりには持ち物に抜かりなかったのは僥倖。
・・・・と、その前に今回泊まった宿について語っておきたい。
写真を撮っておけば良かったのだが、そんな気にもなれないくらいの気持ちだったのかもしれません。
唯一の写真が↑。
何だか満足げな助手だが、宿はかなりのアドベンチャー。
あるはずだったランドリーは無いし、あるはずだったアメニティも無いし、タオルも無い。
あるのはベッド、シャワー、冷蔵庫、ガスコンロ、ウォーターサーバーのみという完全無欠の合宿所。
しかも立地は２０％オーバーな激坂（途中野犬スポット有）の頂。
想像を超えたストイックな環境はネタ要素しかなくて、私たちにはある意味誂え向きの宿。
どうなってしまうのか・・・・・・・
ロケーションもロケーションなので、海が一望できる見晴らしは気持ちの良いもの。
唯一救われるポイントですね＾＾；
とりあえず、朝食はパンだろ。
・・・・・と思い、パン屋へ。
Kylie’s Bakeshop。
どう考えてもパン屋なのですが、建物の外から見るとパン屋要素がほとんどない。
サイパンのお店は日差しの強さからウィンドウを遮光フィルムを貼っていることが多くて、外から中が見えない（車のスモークガラスみたいなものです）ので、パッと見お店が営業しているのか、営業していても何屋なのかよくわからない事象がしばしば。
とりあえず突撃するしかありません。
パンは買ったものの得体のしれないものだったので、ハズしたときのことを考えて１ブロック先のSUBWAYに。
別にSUBWAYが食べたかったわけではないのですが、まともに食べ物を帰るところがなかったのでこちらに。
チネリサコッシュ。
チネリ・・・である必要はありませんが、サコッシュはちょっとした買い物に何かと便利！（SPECIALIZEDサコッシュは店頭在庫ございます＾＾）
腹ごしらえを済ませたら紺野選手・岡選手の泊まるホテルへディレーラーハンガーの受け渡しに。
サクサクハンガーを交換。
そのままの流れで３人でコースの試走へGO～
奇しくも（？）全員S-WORKS・・・・＾＾；；
真っ青な青空に透き通った海はどの景色を切り取っても絵になります！
気温も３０度前後ながらも、湿度はさほど高くはなく、日本の夏よりは快適。
十分の一ほどだった日本の気温から一転した気候。体調がおかしくなるかと危惧していたものですが、意外とすぐに適応できるもの。自分的には寒いのはダメですが暑い分にはどうにでも。
南国はそういう意味では最高ですね。
コースはズバリ、ハード！
噂に違わぬ険しい登り、そして勾配。
路面状況も劣悪！ラフでスリッピー路面はまさにHELL。
タイヤを耐パンク性とウェット時のグリップに性能をふったP ZERO VELO 4Sで来たのは正解だったかもしれません。
むしろチューブレスタイヤで来るべきだったかもしれません。
何にせよダークな予感がむんむんします。
そしてディスク！
試走後はビーチを散策したり。
夕暮れのビーチもまた絵になります＾＾
夜はカーボローディング的な意味合いも含めて炭水化物多めで。
ジャンバラヤはパエリアに起源があるそうで、パエリアをアメリカでアレンジしたものがジャンバラヤだそうです。
スペイン領だった歴史もあるサイパンでは馴染みのある料理のようです。
サイパンなパン屋さんその２
パン、スイーツ、フレンチフライそしてトッポギ・・・・・・
カオス。
そしてお店の名前はパリ・クロワッサン。
カオス。
レース編につづく。。。
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