ROUBAIX EXPERTのご納車。(うんちく多め)

ROUBAIX EXPERTのご納車。
 
国内ラインナップのROUBAIXシリーズのなかで、 S-WORKS を除くと最上位グレードに位置するハイパフォーマンスモデル。
 
今日はそのスペックの全貌とともに。。。


ROUBAIX EXPERT   

ROUBAIX EXPERT   (GLOSS DUSTY TURQUOISE-CAST BLUE/CHARCOAL/HYPER)

 
快適性、そして軽量性、エアロ性能、ロードバイクのフレームに求められる3つの基本要素を高次元で両立しつつ、その中でも快適性、疲れにくさをとことん研究し、その性能を極めたバイクが「ROUBAIX」。
 
世界でも最も過酷とされる「北の地獄」とも称されるレース、パリ=ルーベ。
日本ではなかなか想像もできないような険しい石畳、荒れた道、そして時には泥・・・・・。
そんな途方もなく絶望的に困難なレースを昨年制したのがこの「ROUBAIX」。
さらにはTOP10のうち5名が同じくこのROUBAIXをもってランクインという快挙を成し遂げました。



このルーベ エキスパートは最上位グレードに位置するS-WORKS ルーベとの違いはフレームに関してはカーボンのスペックがFACT 11rかFACT 10rかの違いのみ。
 
極限の性能を追求するライダーでなければ十分、いや十分すぎるスペックと言って良いと思います。
 

 
 

その卓越した快適性の「肝」となるのは↓FUTURE SHOCK

FUTURE SHOCK 2.0

パッと見た限りでは何てことないステアリング周りですが、このフォークコラム部分に油圧サスペンションが組み込まれているのです。

↑こんな感じです。



ROUBAIX COMP以下のグレードの場合はFUTURE SHOCK 1.5、ROUBAIX EXPERT以上(S-WORKS含む)はFUTURE SHOCK 2.0が搭載されます。
1.5と2.0の違いは前者はコイルスプリングによるサスペンション機構、後者は油圧ダンパー搭載の20mmトラベルのサスペンションとなっています。

↑の中にそんな機構が組み込まれているなんて外から見た限りでは想像もできません!

そして、もう一つFUTURE SHOCK 2.0の特長はダンピング量調整機能!
 
トップキャップの位置にサスペンションのダンピング量を調整できるノブが。
このノブを回すだけでダンピングの度合いを任意の強さに調整できるのです。

走りながらでも簡単に操作が可能なので、例えばここぞと決めて踏ん張るようなシチュエーションではオフにしてしまうのが良いでしょう。 (※サスペンションを保護するために完全にはロックアウトできません)
 

 

Di2のジャンクションポートはダウンチューブ上部に埋め込む形になります。
  
スマートです。いかにも最新鋭なバイクといった印象。


 



ROUBAIXの快適性に寄与するもう一つのポイントがこのPAVEシートポストとクランプのギミック。

楕円形状のシートポストが適度にしなることによって路面からの突き上げを軽減してくれます。
 
さらに ↑右の画像でもわかるように、シートポストを固定ている臼(固定パーツ)が一般的なシートチューブの上端の位置でなく、ボルトだけ外に出ていますが、臼そのものは深い位置にセットされています。
理由は臼を深い位置に設けることによってその分より長くシートポストの’しなり代’を確保できるからです。
実によく練り込まれた設計です。
これならシートポストがあまり出ないような小柄なライダーもPAVEシートポストの恩恵を十分に受けることができます。



 


エアロ性能も全く侮れません!
 
なんとTARMACよりもエアロ性能が高いというのだから驚きです!(もちろんVENGEには負けますが・・・・・;;)


 


ハンドルバーは高めなスタックのジオメトリのROUBAIX。
より軽量性と低いスタックを求めてハンドルバーはS-WORKS SHALLOW BENDハンドルバーをチョイス。
 



ホイールはROVAL C38ホイール。
ロードレースはもちろん、ヒルクライムからアドベンチャーライドまで何でもこなせるマルチなホイール。
フリーボディはDT-SWISSスターラチェット採用でパワーの伝達性能はお墨付き。
チューブレスレディ対応なので、タイヤのチョイスでも遊べますね。 
 
ちなみにデフォルトのタイヤはTURBO PROの28Cです。


前後ディスクローターは160mm 


カセットは11-34T。
そしてリアディレーラーはULTEGLA RX Di2。
チェーンスタビライザーを搭載しており、スタビライザーを利かせれば悪路でもしっかり変速してれます。
「どんなところも恐れず走っちゃって!」というメッセージを感じさせますね!


 


輪行をされることもあるということでホイールの着脱が便利なレバー付きアクスルに。
詳しくはコチラにて

 

サイコンマウントも専用品を用意。
スッキリ、スマート!

フレーム内にはDi2情報を送信する送信機を埋め込んでおきます。
なかでコレが動くと異音の元となるので、防音対策をあらかじめ施しておきます。 

 



何と山梨からお越し頂いてのご納車!
 
夜な夜な濃密なご納車となりました^^


 

極上の快適快速バイクでいろんなところを駆け回ってあげてくださいね!





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