セラスピなメンテ。

S-WORKS TARMACやVENGEでおなじみの「ceramic speed」。
  
誰しもが認める自転車業界でいうところのセラミックベアリングの王様。
 
その回転性能と耐久性は数多く存在するセラミックベアリング採用パーツのなかでも随一でしょう。
他のセラミックボールでは実現できない硬さとその硬さによる耐久性(傷つきにくさ)がceramic speedの強みですね。



とはいえその優れた性能も定期的なメンテナンスあってのもの。
 



以前当店にてインストールさせて頂いたceramic speed製プレスフィットBB。

こちらは セラミックをボールだけでなく軸受け部分にもセラミックコーティングが施された「COATED」モデル。

より低抵抗かつ長寿命の仕様。硬いボールには硬い受けをということですね。ボールが硬くてもレースの素材が柔らかければボールの硬さに負けてしまうわけで・・・・・
 
ただ価格としてはCOATEDは通常モデルの1.5倍ほどとなります。その長寿命を考えると・・・・・・・・

結果としてCOATEDがオススメではあるのですが、なかなかチャレンジャーな価格。

どこに重きを置くかよく考えたうえで選択したいところです。
 






話はそれましたが性能はあくまで定期的なメンテナンスありき。

 

今回は徹底洗浄。

ボール一つ一つをしっかり洗浄します。


その上で、


専用グリスを塗布。

グリスにはいくつか種類がありますが、こちらのブルーのグリスは中粘度のもの。
4、5000kmに一度のメンテナンス頻度になります。
 
よりハードなコンディションで使われる方はやや抵抗は増えますがロングライフグリスを使用するのがベターでしょう。



 


 
セラミックベアリング。
 
個人的には全てのライダーに必要なものとは少しも考えていません。

究極の性能、あるいは1Wでも無駄にしたくないという攻めたライダーであればその価値は十分にあるチューンと言えるでしょう。


 


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