FULCRUM AIRBEAT 400 DB

 
ありそうでなかったちょっと面白いホイールのご紹介♪

fulcrum_airbeat

FULCRUM AIRBEAT 400 DB    ¥140,000(税込)

 

FULCRUMによるミドルグレードのフルカーボンホイール。「DB」はDISCブレーキ専用の意味。
WINDやSPEEDに代表されるハイグレードホイールのテクノロジーを受け継ぎつつ、強力にコストパフォーマンスに秀でたホイール。

¥140,000(税込)
この値付けはインパクトが大きい。”税込”ですからね!
ややもするとアルミホイールのプライス。
それがFULCRUMのカーボンホイールでこの価格は魅惑的。
 


さて実際の実力はどうだろうか。
 
  


リムハイトは40mm、リム幅は外幅が28mm、内幅が21mm
どんな地形もこなせる汎用性の高いリムハイトに、適度なワイドリム。どちらも”適度”です。
 

重量は前後で1640g。
軽量な部類ではありませんが、40㎜のリムハイトとリム幅を考慮するとスペック上の重量では及第点かなといったところです。適度です。。。


対応タイヤは「2WAY-FIT ready」。
クリンチャータイヤはもちろん、チューブレスレディタイヤも対応。
 

ここだけのスペックを見ても何か一つの目的のために設計された先鋭的なホイールというよりは、一つのホイールで様々なシチュエーションで使いたいというライダーに向けられたマルチプレイヤーなホイールと言えそうです。 

 




 
まあ、まずは乗ってみて判断ということで早速SPECIALISSIMA DISCにセットしてみました。
  

 

40mmのリムハイトはビジュアル的にも爽やかにカッコいい。

高級感のあるUDカーボンに、特徴的な濃いブルーを帯びた色味。
これは見たことがない新鮮な仕上げ。美しい。。。

タイヤは今回はクリンチャータイヤ、PIRELLI P-ZERO ROADで。
 

 


ちょっとしたオフロードは難なくこなせてしまう。リムの色味はフレームカラーを反射しているのではなく、リムそのものの色です。

 

オンロードもちろん、グラベル・ラフロードで早速テストライド。
  



加速性能、レスポンスは想像通りといったところ。価格・重量通りの順当な反応。キレキレな感覚ではない。
剛性感は十分すぎるほどあるが、そこにクセはなくコントロールはしやすい。

  
ここのところ私が使っていたホイールはROVAL ALPINIST CLX。
軽さをとことん追求したホイールで、価格も倍以上するものから乗り換えての感覚なので加速性能と反応性に関して感覚のギャップが生じるのは致し方無かっただろう。



では巡行性能はどうだろうか。
  
CLX50やRAPIDE CLXには敵わないまでも同等リムハイトのハイエンドホイール、例えば私がしばらく使っていたCOSMIC SLR 45には決して劣ることはないし、ALPINIST CLXと比べるとスピードの伸びの良さを感じられる。
 
この価格帯でこの巡行性能の高さはポイント高い。
 

スポークはストレートプルのあえてのプレーンスポーク。
強度重視。
ベアリングはシールドベアリング。
耐久性重視。

 
遠慮なく日常使い含めてガシガシ乗って良しということでしょう。
カーボンホイールをそんな贅沢に使えるのはディスクブレーキならではのメリットでもあります。
 



対応しているタイヤ幅は25~40Cまで。
40Cまで対応というのは懐の深さを感じます!
グラベルorシクロクロスバイク用のホイールとして使っても面白い。
 
メーカー公表によるとASTM規格2の強度を持っているとのこと。つまり最大15cmのドロップオフもOKという基準をクリア。
声を大にしてこの強度を公表しているメーカーって実はあまり無いのです。
それだけ自信があるということなのでしょう。
  


 
ロード、グラベルバイクの完成車のホイールからグレードアップしたい方、オンロードもグラベルも1本で楽しみたい方にジャストなホイールがこのAIRBEATでしょう。

 
ハイグレードバイク(ホイール)を既に持ってはいるけど、違った楽しみ方をしてみたいというライダーにもおすすめです。(太めのタイヤを履かせてグラベル遊びにチャレンジしてみるとか等々)

 

この深い青みを帯びたカーボンリムは目を引きます^^



ロードもグラベルも、平坦も登りも、何でも1本でこなせるホイール。
地形、遊び方を問わずに使えるマルチプレイヤー。

  
ロングライド・ブルベで使っても良いですし、シクロクロスで、あるいはグラベルアドベンチャーライドで使ってもまた良し。
こんなボーダレスなホイールってありそうで無かった。

  

最後にタイヤはできることならチューブレスレディタイヤがオススメです。
パンクリスクが減るのはもちろんのこと、ロングライドでは乗り心地を良くすることによる疲労軽減、オフロードでは低圧で乗れる恩恵は絶大です。扱い方さえ習得していればほとんどデメリットが無いです!

 


どんなシチュエーション、用途でもしっかり80点が取れる。そんなホイールがAIRBEAT 400。

詳細な感想は是非店頭にて聞いてみてくださいね♪



 

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