IRC初なチューブレスレディタイヤ。
先日入荷したNEW 「FORMULA PRO TUBELESS RBCC」に続いて、同じくバージョンアップした「FORMULA PRO SUPER LIGHT」が入荷しました!
IRC FORMULA PRO S-LIGHT
先日ご紹介のFORMULA PRO TUBELESS RBCCとの違いは、重量!
しかしコンパウンドも、タイヤ形状も、トレッドパターンも全て同じ。
では、何が重量の差を生んでいるのか??
それはチューブレスかチューブレスレディかの違い。
チューブレスタイヤはタイヤそのものに空気を保持する機能が備わっていますが、チューブレスレディタイヤの場合は空気の保持はそれだけでは不十分です。そのためタイヤ内にシーラント剤を注入することよってタイヤ内にシーラントによる被膜を形成することによって空気を保持します。
チューブレスレディはシーラントありきということですね。
このタイヤ内の空気保持層が無いことがチューブレスレディタイヤが比較的軽量につくれる理由でもあるわけですが、シーラントは最低でも片輪30ml程は必要。シーラントの重量を加味すると結局重量的なアドバンテージはトントンといったところ。
実はロードチューブレスタイヤのパイオニアでもあるIRCがロード用チューブレスレディタイヤを出したのは今回が初めてのこと。
満を持して送り出されたIRC チューブレスレディ。
その優位性は・・・・
・チューブレスレディタイヤとしては驚異的な軽量性
・チューブレスレディながらタイヤそのものの空気保持性能の向上
・タイヤビードが改良され、ワイドリムでも気密性を保持しつつ嵌めやすくなった
ううう、字面だけ見ていると良いことだらけすぎる・・・・・・
そんなわけで気になる実測重量。
25Cを2本実測してみました。
個体差は若干あるものの230g前後といったところでしょうか。
メーカー公表値は220gだそうなので、+5%ほどですね。
とはいえ、十分、いや十分すぎるほど軽く仕上がっています。
シーラントを30mlを加えてもシステム全体で260g前後といったところでしょうか。
軽量クリンチャータイヤに軽量チューブの組み合わせでもなかなか到達できない重量です。
もちろんメリットはその軽さだけではありません。
チューブレス(レディ)タイヤならではのタイヤ剛性の高さ、それでいて優れた乗り心地、IRCならではのRBCCコンパウンドによるバツグンのグリップ力。
IRCが磨きに磨きをかけて生み出した最新スペックの高性能チューブレスタイヤ。
コレは早く実戦投入してみたいところ。
ハードに使えるのは新型コロナウィルスによる影響もあってまだまだ先のことかと思いますが、事態が落ち着いたら早速試してみたいところです。
その実力は如何ほどか・・・・・・???
どうでも良いですが、パッケージがかなり格好良くなってます。
どうでも良いですが・・・・・・・・・;;
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