S-WORKS TARMAC SL6なオーバーホール。

ご納車紹介が続いてましたので、たまには作業系。


本日はS-WORKS TARMAC SL6のオーバーホール作業のご依頼。




S-WORKS TARMAC SL6 SAGAN SUPERSTARモデル。

一際カッコよく、最高のパフォーマンスが発揮できるよう仕上げさせて頂きました^^



 




今日は作業の一部を。。。


各パーツを細かく分解、異常箇所が無いかチェックした上で徹底洗浄&それぞれの特性に応じたケミカルを塗布。

 


ブレーキキャリパーもバラして洗浄。動きの抵抗となるものは取り除いて適所にオイルアップ。








ホイールはカンパ BORA ONE。
フリーボディを開けて・・・・







部品の傷みが無いか入念にチェックした上でクリーンアップ♪

今回は部品交換は無く、洗浄&グリスアップで再生!
ハブ本来の回転性能が蘇りました^^
 
  


BBも一回外して、グリスアップします。
CERAMIC SPEEDのベアリングは5000km毎のグリスアップが推奨されています。
 
ロードで使われるには純正のブルーの(↑はちょっとわかりづらいですがブルーです;;)グリスが最適でしょう。
シリアスレーサーはより低摩擦のもの、またオフロードやエクストリーム系ではもう少し粘性の強いタイプがベターですが、ロードサイクリストはほぼコレ一択でしょう。
 

圧入用接着剤を十分に塗布してベアリングを圧入していきます。
 
接着剤を塗布する理由はBBの音鳴きの対策です。
圧入BBが音鳴きしてしまう一番の理由はベアリング外径とBB内径のごくわずかな差異による軋みが原因です。
  
ここの処置は後々のトラブルを未然に防ぐうえでも意外と大切なポイントです。




BBのアダプターにも強力なグリスを引いておきます。
これも異音防止の意味合いが強いです。



 
もちろんヘッドセットも開けましょう。
 

作業前


BBはセラミックスピードのブルーでしたが、ヘッドはクリスキングのブルーで。
ヘッド回りのグリスには「ブルー」がベストチョイス。



 


 細かなところですがディレーラーハンガーの取り付けボルトは気が付かないうちに意外と緩んでしまうところ。
ボルトも小さいですからね
せっかくですから緩み止めを塗っておきます。



 

そして完成形。



ブレーキケーブルはALDINA cycleryでも大好評のメイドインジャパン、「日泉」。
引きの軽さと、アウターケーブルのカラーバリエーションが魅力。
今回はミニマムカラーでまとめられたいとのオーナー様のチョイスでシルバー。
センス良くまとまりました!


ボリューミーなZIPPステムにAERO FLYハンドルバーがアドレナリン出ます。
 
バーテープはCICLOVATIONのシルバー。
エンドキャップは敢えてのスパカズのカーボンパターン。
 
センスが輝いてます・・・!!


 



リフレッシュしたバイクでまたガシガシたくさん乗ってあげてくださいね!

 
(当面は室内トレになってしまうかもしれませんが・・・・・・^^;;;)



素敵なサイクリングライフを~♪





ALDINA cyclery

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